それでも貴方を愛してる
葵の遊びは留まることを知らず、教室でも簡単に女の子とキスするようにもなった。
それを見る度、私の胸は締め付けられる。
泣きそうなほど悔しくて、悲しくて…。
葵は私に見せ付けるようにしている。
でも葵は私と目を合わせることなんてなく、私なんかまるで眼中にないかのようだった。
私は、この胸のモヤモヤをどどうすれば良いのかわからなかった。
この怒りをどこにぶつければ良いのかわからなかった。