それでも貴方を愛してる



ーーーーーーー…


次の日、私は元気良く学校に向かった。


「おっはよー」


そんな私を見て若菜は笑顔で接して来た。

もうこれ以上心配かけらんない…。



「ねぇ、今日合コンあるんだけど、行かない?」


昼休み、教室で若菜がそう言った。


「ご、合コン⁉」


私は驚いた。

だって、葵がいるのに…。


「別に合コンくらい、いいでしょ?愛梨だって辛い想いしてんだから」


その言葉に説得させられ、私は合コンに行くことにした。

< 45 / 207 >

この作品をシェア

pagetop