それでも貴方を愛してる




別れる…。




私は我慢することを辞めて、別れる道を選択した。



「うわあああああああん」



私は誰もいない屋上で大声で泣いた。



五時間目が始まるチャイムが鳴っても私は構わず泣いた。




ぎぃぃい



誰かが屋上に入って来て、扉を閉める音が聞こえた。



私が振り向くと、そこには…



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