魔法のお菓子
「…俺、君のことが好きだよ」
「えっ!?」
鹿野くんが私のことを好き!?
嘘でしょ、あの鹿野くんが…っ
「俺、高校1年生の時に君を初めて見た時に一目惚れして、それからずっと君のことが気になってた」
まさかの一目惚れだなんて
嬉しすぎるっ!
「君がいつ図書室に来てくれるか毎日楽しみにしてた。話せたときは、本当に嬉しかった」
そんなこと思ってくれてたなんて…
「だけど、君が好きな人がいるって聞いていてもたってもいれなくなった」
だからあんな行動をとったんだ…
「…君の答えが知りたい」
私の答え…
「私、鹿野くんのことが好きです」
私は笑顔で鹿野くんに言った
恥ずかしいけど、鹿野くんに伝えたい