魔法のお菓子


「本当に?!」


鹿野くんは、驚いて目を見開いている



こんな顔もするんだ!

 

じゃなくて、




「私もずっと前から鹿野くんのことが好きで、本当はねお菓子作って言おうと思ったの」



「俺の早とちりか…」




「でも、私嬉しかったよ?」




「えっ?」




だって、鹿野くんの気持ちを聞けたから



あんな真っ直ぐに言われると思わなかったけど




「海鉾さん、改めて言うけど好きです。付き合ってください」




「はいっ!」




鹿野くんにお菓子渡せれなかったけど、気持ち伝えられた



でもやっぱり渡したかったな



< 12 / 15 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop