sai
 紅茶を運び僕も座る頃には、ネオのクッキーの甘い香りが立ち込めていた。まるで、この場で焼いたか、焼いたばかりの物を持って来たかの様に…

………

「チョコと、抹茶と、コーヒー味もあって…」
さっきまでの雰囲気を消し去りたいかの様に、笑顔で明るく、話す、ネオの、必死さが…痛い程、…伝わって来るよ…。お願いだから、そんな辛い事は…やめてお願い苦しまないでそんなネオは見たくないよ僕も

悲しくなるから

ネオ…


どうすれば、あなたはその苦しみから抜け出せるの?その為に、僕は何が出来るの?

何が出来るの?

何かがしたい、



あなたのために…
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