mybirthday
「あっ!あの!」
「湧介〜!」
後ろから川合君を呼ぶ女の子の声で、
私の声は、見事に遮断された。
川合君に声をかけた女の子は、派手な
メイクをした、可愛い人だった。
やっぱ、こういう人が川合君にピッタリだ…
「あぁ、ごめん。今、コイツと話そうとしてたから。あとでな。」
川合君がそういうと、女の子は
あっさりと帰って行った。
「で?なに?」
川合君がこちらをむいて尋ねる。
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