O.L.~Maple Honey Syrup~
~穂高 SIDE~
初めて美影の手を繋いだ時、とても冷たかった。
それなのに心はどんどん温かくなった。
この温もりで美影が温かくなる。それが凄く嬉しかった。
冬に感謝した。北風に感謝した。
そして勇気を振り絞った己を褒めた。
冷たい手だったが、とても柔らかくて小さかった。
手から美影の小ささに気付く。
自然と守りたいと思えた。
「穂高…」
『ん?』
「愛しているよ」
こんな可愛い彼女をどうすれば手放せるだろうか。
今晩はご飯だけで終らせようと思っていたのに。
「今宵、我が家に来ませんか?」
初めて美影の手を繋いだ時、とても冷たかった。
それなのに心はどんどん温かくなった。
この温もりで美影が温かくなる。それが凄く嬉しかった。
冬に感謝した。北風に感謝した。
そして勇気を振り絞った己を褒めた。
冷たい手だったが、とても柔らかくて小さかった。
手から美影の小ささに気付く。
自然と守りたいと思えた。
「穂高…」
『ん?』
「愛しているよ」
こんな可愛い彼女をどうすれば手放せるだろうか。
今晩はご飯だけで終らせようと思っていたのに。
「今宵、我が家に来ませんか?」