O.L.~Maple Honey Syrup~
~鉄壁男 SIDE~
あぁ…憂鬱な月曜日がやってきた。
月曜日は特にシャツを鼻に近付ける回数が増える。
そんな事を思っている今だって。
『よし。未だ柚季の香りがする』
「キモッ!サブッ!」
『何処が?』
「無自覚かよ」
昨日柚季と話した中に登場した六が来た。
「お前は犬か?」
『人間だけど?お前どんな目玉持っているんだよ』
あの子もよくこんなアホと付き合ってる。
コーヒを飲み終えデスクに戻る。柚季のデスクは俺のデスクの目と鼻の先。
だから否応なしに日下部の野郎が視界に入る。
ぶっつぶしてやろうか?
今日も例の如く柚季にべったりだ。
「先輩~」
苦笑いを見せながらもかいがいしく面倒を見る。
そう…俺は柚季の笑顔に一目惚れしたんだ。
―…‥
――…‥
―――…‥
柚季は中途採用だった。人事にいる知り合いが「逸材を発見した」って騒いでいた。
本人は自分の事を「Average」とか言っている。
そんなことはない。
トップクラスの処理能力。ミスのない仕事。応用のよさ。
そして面倒見のよさ…。
何より…可愛い。
何処がAverageなんだよ!今朝だって若い社員が柚季の話しをしていた。
どうしてAverageなんて思うんだよ!!
あぁ…憂鬱な月曜日がやってきた。
月曜日は特にシャツを鼻に近付ける回数が増える。
そんな事を思っている今だって。
『よし。未だ柚季の香りがする』
「キモッ!サブッ!」
『何処が?』
「無自覚かよ」
昨日柚季と話した中に登場した六が来た。
「お前は犬か?」
『人間だけど?お前どんな目玉持っているんだよ』
あの子もよくこんなアホと付き合ってる。
コーヒを飲み終えデスクに戻る。柚季のデスクは俺のデスクの目と鼻の先。
だから否応なしに日下部の野郎が視界に入る。
ぶっつぶしてやろうか?
今日も例の如く柚季にべったりだ。
「先輩~」
苦笑いを見せながらもかいがいしく面倒を見る。
そう…俺は柚季の笑顔に一目惚れしたんだ。
―…‥
――…‥
―――…‥
柚季は中途採用だった。人事にいる知り合いが「逸材を発見した」って騒いでいた。
本人は自分の事を「Average」とか言っている。
そんなことはない。
トップクラスの処理能力。ミスのない仕事。応用のよさ。
そして面倒見のよさ…。
何より…可愛い。
何処がAverageなんだよ!今朝だって若い社員が柚季の話しをしていた。
どうしてAverageなんて思うんだよ!!