O.L.~Maple Honey Syrup~
『美味しかったね』
「ああ」
一級建築士という資格を持っているだけで課長昇進!って本人は言った。
知っている…。誰よりも周りを見て、さり気なくフォローをしている。
見る人が見れば分かる。
「麻里亜(マリア)明日は何曜日?」
『金曜日ですね』
「では…」
金曜日の夜はどちらかの家へお泊りが定番になっている。
先週は私のうちだったから、今週は如月(キサラギ)の家かな…。
「じゃん!」
『えっ?』
如月のポケットから出されたのは、三ツ星ホテルの優待券だった。
『どうしたの?』
「俺、此処の株主」
まさか…三ツ星ホテルに宿泊?
「如何ですか?」
『勿論ですわ』
今日に限ってきっちりスーツ。着替えに行きたい…。
こんな格好で三ツ星ホテルには入りたくない。
『この格好じゃ嫌。着替えてきていい?』
「どうして?」
「ああ」
一級建築士という資格を持っているだけで課長昇進!って本人は言った。
知っている…。誰よりも周りを見て、さり気なくフォローをしている。
見る人が見れば分かる。
「麻里亜(マリア)明日は何曜日?」
『金曜日ですね』
「では…」
金曜日の夜はどちらかの家へお泊りが定番になっている。
先週は私のうちだったから、今週は如月(キサラギ)の家かな…。
「じゃん!」
『えっ?』
如月のポケットから出されたのは、三ツ星ホテルの優待券だった。
『どうしたの?』
「俺、此処の株主」
まさか…三ツ星ホテルに宿泊?
「如何ですか?」
『勿論ですわ』
今日に限ってきっちりスーツ。着替えに行きたい…。
こんな格好で三ツ星ホテルには入りたくない。
『この格好じゃ嫌。着替えてきていい?』
「どうして?」