O.L.~Maple Honey Syrup~
青天の霹靂
「柚季♪」
「部長…って!どうして?」
幼なじみは溺愛している彼女を会議室へ連れ込んだ。
といっても…彼女チャンを会議室へ呼んだのは俺だけど。
さっきいきなり「会議室を貸せ」なんて内線が入った。
経理部には会議室がないから、こうしてちょくちょく営業部の会議室に篭る。
ご丁寧に「使用中」のプレートを掛け、ブラインドを閉める。
勝手知ったる他人の家か?
この幼なじみは彼女に一目惚れし、アタックした結果めでたく成就。
その時の話しを聞いた俺は『一目惚れとか無いわぁ』って失笑した。
それから数週間後…まさかの一目惚れをした。
しかも大分年下…新人社員ことフレッシュウーマンに一目惚れ。
―…‥
――…‥
―――…‥
いつもお昼を一緒に食べていた幼なじみは彼女と逢い引き中。
そんなこんなで外で食べようと出たら、桜を見上げている新人サンがいた。
風に吹かれて散った桜の花びらを手に取り微笑んだ。
何かが弾けた。(何処で聞いたような言葉)
居ても立ってもいられず近付いた。
立場上、俺は大分上だから恐縮しっぱなし。まともに会話なんて出来なかった。
困り果て…
『麻サン、俺一目惚れしたった』
「あら、あんなに笑ったのに?」
『そう、あんなに笑ったのに』
麻サンに色々相談し、サポートもあって無事に成就。
HappyなLOVEが待っているのかと思っていたのに。
守ってあげたくなる女の子を実写化したような彼女。
休み時間になると何処からともなく野郎共が寄ってくる。
女の同期が蹴散らしてくれるから良いが、彼女は新人だが営業部のホープ。
5月下旬には本格的に外回りにでている。
そうなると、待ってましたとばかりに近寄る男共。
「新人を囲むのは如何な事かと?」
もう1人の幼なじみが窘めた。
それからもろには近付かないが、飲み会のお誘いは引っ切り無し。
―…‥
――…‥
―――…‥
「六?どうしたの?」
『何でもないよ』
昼間の事を思い出したら、出会った頃の事まで蘇った。
「私の話し上の空だった」
『ごめんね…』
プクッと頬を膨らました表情が堪らなく可愛い。このまま押し倒しそうになる。
そんな事をしたら本格的に怒られる。本気で怒ららしたら大変な事になる。
1週間は口を聞いてくれない。ご飯を作ってくれない。
こうして触らしてくれない。
「部長…って!どうして?」
幼なじみは溺愛している彼女を会議室へ連れ込んだ。
といっても…彼女チャンを会議室へ呼んだのは俺だけど。
さっきいきなり「会議室を貸せ」なんて内線が入った。
経理部には会議室がないから、こうしてちょくちょく営業部の会議室に篭る。
ご丁寧に「使用中」のプレートを掛け、ブラインドを閉める。
勝手知ったる他人の家か?
この幼なじみは彼女に一目惚れし、アタックした結果めでたく成就。
その時の話しを聞いた俺は『一目惚れとか無いわぁ』って失笑した。
それから数週間後…まさかの一目惚れをした。
しかも大分年下…新人社員ことフレッシュウーマンに一目惚れ。
―…‥
――…‥
―――…‥
いつもお昼を一緒に食べていた幼なじみは彼女と逢い引き中。
そんなこんなで外で食べようと出たら、桜を見上げている新人サンがいた。
風に吹かれて散った桜の花びらを手に取り微笑んだ。
何かが弾けた。(何処で聞いたような言葉)
居ても立ってもいられず近付いた。
立場上、俺は大分上だから恐縮しっぱなし。まともに会話なんて出来なかった。
困り果て…
『麻サン、俺一目惚れしたった』
「あら、あんなに笑ったのに?」
『そう、あんなに笑ったのに』
麻サンに色々相談し、サポートもあって無事に成就。
HappyなLOVEが待っているのかと思っていたのに。
守ってあげたくなる女の子を実写化したような彼女。
休み時間になると何処からともなく野郎共が寄ってくる。
女の同期が蹴散らしてくれるから良いが、彼女は新人だが営業部のホープ。
5月下旬には本格的に外回りにでている。
そうなると、待ってましたとばかりに近寄る男共。
「新人を囲むのは如何な事かと?」
もう1人の幼なじみが窘めた。
それからもろには近付かないが、飲み会のお誘いは引っ切り無し。
―…‥
――…‥
―――…‥
「六?どうしたの?」
『何でもないよ』
昼間の事を思い出したら、出会った頃の事まで蘇った。
「私の話し上の空だった」
『ごめんね…』
プクッと頬を膨らました表情が堪らなく可愛い。このまま押し倒しそうになる。
そんな事をしたら本格的に怒られる。本気で怒ららしたら大変な事になる。
1週間は口を聞いてくれない。ご飯を作ってくれない。
こうして触らしてくれない。