O.L.~Maple Honey Syrup~
~Another SIDE~
「電話切られました」
『だろうな…』
日曜日までの全ての時間を愛しの彼女に捧げるから。
今頃風呂に入って…そんな事を考えたら、俺も俺の愛しの彼女に会いたくなった。
『月曜日まで電話繋がらないぞ』
「そうなんですか?」
アイツはON/OFFのスイッチがハッキリしている。
犠牲にしていると言われるが、アイツ程ドライな奴はいない。
面倒見がよく見えるが、ただ単に面倒事に巻き込まれたくないだけ。
自分と関係ない事には一切手助けしないし、火の粉が降り懸からないならどうでもいい。
あの穏やかな雰囲気でごまかされているだけ。
ただ…彼女の事なら何でも投げ出すだろう。
それだけ惚れている。今日も浮足立っている所で呼び止められた。
いつもなら足を止めて聞くが、今日は歩みを止めてなかった。
彼女からメールでも来たのだろう。
『俺らの事はもう頭の片隅にもないぞ』
彼女と最高の週末を…。
「電話切られました」
『だろうな…』
日曜日までの全ての時間を愛しの彼女に捧げるから。
今頃風呂に入って…そんな事を考えたら、俺も俺の愛しの彼女に会いたくなった。
『月曜日まで電話繋がらないぞ』
「そうなんですか?」
アイツはON/OFFのスイッチがハッキリしている。
犠牲にしていると言われるが、アイツ程ドライな奴はいない。
面倒見がよく見えるが、ただ単に面倒事に巻き込まれたくないだけ。
自分と関係ない事には一切手助けしないし、火の粉が降り懸からないならどうでもいい。
あの穏やかな雰囲気でごまかされているだけ。
ただ…彼女の事なら何でも投げ出すだろう。
それだけ惚れている。今日も浮足立っている所で呼び止められた。
いつもなら足を止めて聞くが、今日は歩みを止めてなかった。
彼女からメールでも来たのだろう。
『俺らの事はもう頭の片隅にもないぞ』
彼女と最高の週末を…。