俺の事どう思ってる?!
実習室で切ない話しがされているとは知らず、車内の2人は…。
『学習という機能が備え付けてますか?』
2人きりになったのに、早速お怒りの舞奈に気づいているが知らんぷりの弥生。
何を言わんとしているか分かっているが、何の事とばかりに笑顔を見せる。その返事に益々怒りが込み上げる。
『聞いてますか?』
赤信号になり停まったと同時に、耳を掴み突き刺すように聞き直した。
しかし弥生は赤信号をいい事に舞奈の腕を掴み返し、逆に弥生の口元に近づかせた。
一瞬で己の過ちに気づいたが遅かった…舞奈の唇に優しく触れ企みの無い笑顔を見せた。
「迎えに行っちゃダメ?」
年上とは思えない喋り方に心臓が跳ね上がった。
あの笑顔に救われて好きになったんだと思い返す。ダメとは言えない自分になっている。
車が停まって無いと寂しい…弥生と話すとどうしても可愛くない事しか言えない。
「だ~め?」
ダメ押しの一言と優しい口づけ…頭がどうにかなっているのは分かっている。返さないと第3の攻撃が来る。真っ赤な顔に比例して言葉が出なくなる。
「青になっちゃった…」
名残惜しそうに舞奈を離す。舞奈はそのままズルズルっ座席の下へ落ちて行った。
「そんなに気持ち良かった?」
更に赤くなるなが見なくても心臓のドクンと大きな脈の音で十分に分かった。
『学習という機能が備え付けてますか?』
2人きりになったのに、早速お怒りの舞奈に気づいているが知らんぷりの弥生。
何を言わんとしているか分かっているが、何の事とばかりに笑顔を見せる。その返事に益々怒りが込み上げる。
『聞いてますか?』
赤信号になり停まったと同時に、耳を掴み突き刺すように聞き直した。
しかし弥生は赤信号をいい事に舞奈の腕を掴み返し、逆に弥生の口元に近づかせた。
一瞬で己の過ちに気づいたが遅かった…舞奈の唇に優しく触れ企みの無い笑顔を見せた。
「迎えに行っちゃダメ?」
年上とは思えない喋り方に心臓が跳ね上がった。
あの笑顔に救われて好きになったんだと思い返す。ダメとは言えない自分になっている。
車が停まって無いと寂しい…弥生と話すとどうしても可愛くない事しか言えない。
「だ~め?」
ダメ押しの一言と優しい口づけ…頭がどうにかなっているのは分かっている。返さないと第3の攻撃が来る。真っ赤な顔に比例して言葉が出なくなる。
「青になっちゃった…」
名残惜しそうに舞奈を離す。舞奈はそのままズルズルっ座席の下へ落ちて行った。
「そんなに気持ち良かった?」
更に赤くなるなが見なくても心臓のドクンと大きな脈の音で十分に分かった。