【完】1mの距離
え?なんでそんな話になってるの?
私を置いて2人の話は勝手に進み、3人で帰ることになったんだけど、私の中には疑問が残る。
そりゃあ、里奈が保健室に運んでくれたことには感謝してる。
でも、私のことを蹴っていた時のあの突き刺すような視線は忘れられない。
だってあれは、紛れもない事実なんだから。
健は、そのこと知らないのかな?
「あっ!!言うのが遅れたけど、私と健、付き合うことになったんだ。」
えぇー!?そうだっ…たん…だ。だからか…。
「なら、悪いよね。私、1人で帰れるから大丈夫だよ。」
「でも…お前、本当に大丈夫なのか?だって…その体じゃ…。」
「私が、大丈夫って言ってるんだから大丈夫だよ。」
「それなら、健、帰ろっか。」
私を置いて2人の話は勝手に進み、3人で帰ることになったんだけど、私の中には疑問が残る。
そりゃあ、里奈が保健室に運んでくれたことには感謝してる。
でも、私のことを蹴っていた時のあの突き刺すような視線は忘れられない。
だってあれは、紛れもない事実なんだから。
健は、そのこと知らないのかな?
「あっ!!言うのが遅れたけど、私と健、付き合うことになったんだ。」
えぇー!?そうだっ…たん…だ。だからか…。
「なら、悪いよね。私、1人で帰れるから大丈夫だよ。」
「でも…お前、本当に大丈夫なのか?だって…その体じゃ…。」
「私が、大丈夫って言ってるんだから大丈夫だよ。」
「それなら、健、帰ろっか。」