恋愛指導は秘密のくちづけで
「ほんとですかあ。ぜひ紹介してくださいよぉ。そういえば、柏葉さんって他の職員の人たちと何か違うなあ」


月島くんの目線がわたしの口元に集中していた。


「そうかなあ」


首をかしげながら月島くんは、仕上がっている資料を隣に置いてあったダンボールにつめていった。
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