恋愛指導は秘密のくちづけで
「こんにちは」


「あ、万里くん。こんにちは」


息をはずませながら、万里くんはタイムレコーダーを押した。


「聞きましたよ、柏葉さん」


荷物を机に置き、白衣を持ってきて羽織った。
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