恋愛指導は秘密のくちづけで
ある程度たわいもない話をしてから、めんどうくさいけれど、ビール瓶を持って上司の席についてお酌をしてまわり、席についたときだった。


「お疲れ様です」


少し頬を赤らめていた万里くんだった。


「あ、ありがとう」


目の前にあったグラスにビールを注いでくれたのでグラスを持つと互いにグラスを鳴らした。
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