溺愛マリオネット
数分後、公園の入り口に見馴れた外車が見え結愛が来たのだと分かり車に近寄っていった。
ブー・・・・と音をたて窓をあける結愛の顔を少し困難していた。
「とりあえず乗って?」
「うん」
運転手が扉をあけてくれ、お礼を言い車に乗り込んだ。
「とりあえず何処でもいいから出してもらっていい?」
結愛の声を合図に車が動き出す。
「んで、何があったん」
本題はこれだ。
「会社倒産…した」
「え?正幸さんの…」