キミじゃなきゃ。




『はぁっ…!?えっ、わけわからんねんけど!』


ぼんやりした眠りの中、私は隼人の叫び声で目を覚ました。


「あ…おはよう。」


どうやら寝てしまっていたらしい。


『おは…よう…?』


全く状況が理解出来ていないらしい隼人。


私の手首を握っている手を見て目を見開いた。


『うわっ、ごめ…』


離された手首にふと寂しさを覚える。



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