キミじゃなきゃ。




一気にフラッシュバックする記憶。


「隼人……」


3ヶ月前、


喧嘩別れした私達。


そんな別れ方だったからか私はまだ隼人のことが好きだった。


その隼人が別れる前に探していたライター。


あの頃は探しても探しても見つからなかったのに…


「いまさら見つかってもな…」


もう伝えられない。


「もう…意味無いんだよ…」


ライターを握る手に落ちる雫。


「隼人…会いたいよ……」




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