悪魔の彼に目を付けかれた私 高校篇
それから両校引かず接戦だった。
秋人が決めればそれをひっくり返すように常盤君が巻き返す。
後半、残り10秒。
得点は90ー88で天宮が勝ってわいる。
「もう1ゴール取れるぞ、あたれ!」
「守れ!
天宮が勝つんだ!」
泱津のガードがうまい具合にボールを運び秋人へわたった。
「常盤、止めろ!」
「勝負、常盤君!」
常盤君、止めて!
秋人は放ったボールは綺麗な放物線を描きながらゴールへと飛んだ。
『ガコッ』
「あり?」
『ブー……』
「試合終了です。」