悪魔の彼に目を付けかれた私 高校篇
「じゃあ、クラス委員からな。
やる奴いるか?」
「「「………」」」
だよね。
クラス委員なんてやる人いないよ。
小説やマンガだったら真面目ちゃんがやるところだけど、このクラスを見る限りそんな人はいない。
「じゃあ、こっちで勝手に決めるからな。
文句なしだぞ。」
やめろ。
やめろよ、マッティー。
私の名前だけは呼ぶなよ。
「今は9時20分…て事は……
お、真田と大葉だな。
真田と大葉、さっき言った通り文句はなしだぞ。」
「「は、はい……。」」
うわー、時間で決めるとか……。
今までにないやり方だな。