悪魔の彼に目を付けかれた私 高校篇


「じゃあ、文化委員は高宮と常盤だな。」




……いやぁぁぁああああ!!!




くっそー!!




信じられない現実にばっと常盤君を見ると彼も私を見ていたのか、バチっと目があった。




な、何。
この見つめられる感じは。

そ、そんなに見られたらさぁ、いくら私でも照れちゃよ?




だけどそんな私とは裏腹に常盤君は




「また、宜しくな。
高宮。」




その言葉にプラスするかのようにニヤッと笑った。




ちょっと待って。
その笑みには見覚えがあるよ。



まるであの言葉を言っているかのようじゃないか。




そう、あの名台詞……



"俺の仕事はお前の仕事"




を。




……ノォォォオオオオ!!!!!




< 21 / 106 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop