悪魔の彼に目を付けかれた私 高校篇
「じゃあ、文化委員は高宮と常盤だな。」
……いやぁぁぁああああ!!!
くっそー!!
信じられない現実にばっと常盤君を見ると彼も私を見ていたのか、バチっと目があった。
な、何。
この見つめられる感じは。
そ、そんなに見られたらさぁ、いくら私でも照れちゃよ?
だけどそんな私とは裏腹に常盤君は
「また、宜しくな。
高宮。」
その言葉にプラスするかのようにニヤッと笑った。
ちょっと待って。
その笑みには見覚えがあるよ。
まるであの言葉を言っているかのようじゃないか。
そう、あの名台詞……
"俺の仕事はお前の仕事"
を。
……ノォォォオオオオ!!!!!