悪魔の彼に目を付けかれた私 高校篇


「聞いてなかったのか?
文化祭は6月だって。」




文化祭が6月!?


ここは聞いていたと言わないとまた馬鹿にされる!




「もちろん。聞いてたよ。」




「ふ〜ん。じゃあこの後何するかは知ってるよな?
聞 い て い た な ら。」




やたら"聞いていたなら"の部分を強調して言った常盤君に私は抵抗の術もなかった。




「すみません。
聞いていませんでした。」




だって仕方ないじゃん。
また常盤君と委員会する事になったしさ。

私だって動揺するよ。




< 27 / 106 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop