悪魔の彼に目を付けかれた私 高校篇
「洸祐さん。
私は常盤君の事は好きではないので。」
「うん。
でもわかんなよ?
一応同じ部屋だし、同じ委員会だし。
好きになるのは時間の問題だろうね。」
すごい自信たっぷりに言う洸祐に私は何も言い返さなかった。
いや、言い返すのが面倒だった。
授業開始のチャイムと共にマッティーと常盤君が一緒に入って来た。
「あー、今から体育館で集会だったんだが中止になった。
だから今日は終わりだ。
はい終了ー。
もう、帰っていいぞ。」
……なんちゅー適当さ。
まあ、早く帰れて良いんだけどね。
さて、帰ったら昼寝でもしようかな。