悪魔の彼に目を付けかれた私 高校篇
「おい、洸祐にはやって俺にはなしかよ。」
「すみません、もう水がないもんで。」
「っ、」
「ま、まあまあ、落ち着気なよ淳也。
あ、有沙先輩、こっちに水下さい。」
「チッ、」
な!あいつ、舌打ちしやがった。
常盤君は有沙先輩から水を貰うと外へと行ってしまった。
「優。
淳也、少しイライラしてるからおおめに見てやって。」
「イライラ?
なんかあった?」
「ん、まあ、さっきの試合で得意のスリーポイントがなかなか決まらなかったんだよ。
多分それでイライラしてるんだと思う。」
「……そうだったの?」