悪魔の彼に目を付けかれた私 高校篇
天宮高校文化祭 準備
え、まさか……?
月日というものはあっという間にすぎるもんで、もう、6月です。
はい、天宮高校文化祭がある月です。
文化委員である私にとってはとても忙しい月なのです。
「優ちゃーん!」
「はーい!」
「あ、そっち終わったらこっちにもきて。」
「了解です!」
あちこちから私を呼ぶ声に教室を何回も回る私。
文化委員って結構楽ははずなのに常盤君と一緒になったせいで毎日がバタバタだ。