俺が彼女を抱けない理由
パンッ
パンッ
「拓〜誕生日おめでとう」
もう誕生日にはクラッカーが定番になった。
そして今回の場所は新婚の瞬の家になった。
モノトーンで統一された生活感のないお洒落な部屋は完全夕実ちゃんの趣味だと思う。
全てのセンスが抜群にいい。
「いいなぁ〜」
沙希と葵ちゃんがうらやましそうにいろんな部屋を開ける。
「そこは寝室なんだからお前ら開けるなよ」
瞬の言葉に耳も貸さずに入っていく。
「へぇ〜一緒に寝てるんだぁ〜」
「そりゃ寝るだろ」
瞬が顔を赤くしながら寝室のドアを閉めた。
「沙希は結婚とか考えてないの?」
「ん〜どうかなぁ」
「どうかなってもう4年でしょ?」
「そうなんだけど仕事も楽しいしやりがいでてきたしなぁ。。」
「そんな事言ってるとマサキくんに捨てられるよ」
「う〜ん。最近あんまり会ってないしなぁ。。。」
「そうなんだ。。」
「やっぱり4年も経つと毎日って感じでもないしね」
「そんなもんかな」
「そんなもんだよ」
二人の会話を聞きながら瞬がチラッチラッこっちを見てくる。
もうお前の態度は分かり安すぎなんだよ。。
「まぁお前らも幸せになれよ」
この瞬の勝ち誇った顔。
・・・殴ってやりたい
パンッ
「拓〜誕生日おめでとう」
もう誕生日にはクラッカーが定番になった。
そして今回の場所は新婚の瞬の家になった。
モノトーンで統一された生活感のないお洒落な部屋は完全夕実ちゃんの趣味だと思う。
全てのセンスが抜群にいい。
「いいなぁ〜」
沙希と葵ちゃんがうらやましそうにいろんな部屋を開ける。
「そこは寝室なんだからお前ら開けるなよ」
瞬の言葉に耳も貸さずに入っていく。
「へぇ〜一緒に寝てるんだぁ〜」
「そりゃ寝るだろ」
瞬が顔を赤くしながら寝室のドアを閉めた。
「沙希は結婚とか考えてないの?」
「ん〜どうかなぁ」
「どうかなってもう4年でしょ?」
「そうなんだけど仕事も楽しいしやりがいでてきたしなぁ。。」
「そんな事言ってるとマサキくんに捨てられるよ」
「う〜ん。最近あんまり会ってないしなぁ。。。」
「そうなんだ。。」
「やっぱり4年も経つと毎日って感じでもないしね」
「そんなもんかな」
「そんなもんだよ」
二人の会話を聞きながら瞬がチラッチラッこっちを見てくる。
もうお前の態度は分かり安すぎなんだよ。。
「まぁお前らも幸せになれよ」
この瞬の勝ち誇った顔。
・・・殴ってやりたい