バーチャルウォーズ
帰宅してから、雪美は咲の言った言葉を思い浮かべた。
「俺はそう思ってる。」
(そう思ってのそうはどこにかかっていたんだろう?)
考えたところで今、ここに答えがあるわけでもなく、雪美はパソコンで久しぶりにグリーンアライブにログインしてみた。
スノウ「ギルドの皆さん、ややおひさしぶりです。」
流輝「おひさおひさ~~~♪」
スノウ「流輝さん、すごいご無沙汰な気がします~~ゲーム引退しちゃったのかと思っちゃいましたよ。」
流輝「うちが引っ越しでね、パソコン使えるようにするまで時間がかかっちゃって。心配させちゃってごめんね~
今日からちょっとずつだけど、参加するから狩りとか手伝ってね。」
スノウ「はあい。勇者あっての神官ですからね~どこでもついていきますよぉ!」
流輝「ただし、日付が変わるまでだけどな。
離れたくない~~!ってダダこねるなよ。」
スノウ「私は理解あるいい子なんだから、リアルをぶちこわすような発言はしませんよ~~~だ。
流輝さんがおちたら、少し前に進んじゃいます。ψ( ̄▽ ̄)ψイヒ」
流輝「離れたくないーーー!進んでもいいけど、またつきあって。
ねねねっ・・・スノウちゃん。」
スノウ「わかったってば。明日もつきあってあげるから。」
流輝「やったぁ。楽しみにしてる。」
日付が変わってまもなく雪美もゲームをログアウトして、台所へ飲み物を飲みにいった。
すると、咲が椅子に座ってお茶を飲んでいた。
「あれ、まだ起きてたんだ・・・。」
「咲は勉強?」
「いや、ちょっと本を読んでたりしてたんで・・・。
雪美はゲームでもしてたか?あんまり遅くまで遊んでるとお肌がまがりくねるぞ。」
「えっ!!!私そんなに遊んでないもん。
ちょっとだけしかゲームしてないし。」
「やっぱりゲームか。くくっ
いいなぁ。1年生は。」
「どうせ中学気分が抜けてませんよ~~~だ。」
「まぁまぁ。なんか明日、雪美の幼なじみの先生が来るらしいし、寝てしまおうぜ。
じゃあ、おやすみ~」
「おやすみなさ~い。」
(てるくん・・・すっかり大人なてるくんが先生としてねぇ。
産休代用といえば・・・2年生の吉田先生の代わりよね。
国語の先生かぁ。どんな大人になってるか楽しみ。
お父さんを見つけられたってことは、私もわかるかなぁ?
私はぜんぜん、想像もつかないよ。 )
雪美は昼間に歩き回ったこともあって、疲れてすぐに眠ってしまった。
翌朝は全学年集合で朝会が行われ、生徒会の代表は他の生徒の前に向かい合わせで整列して話をきいていた。
咲たち執行部の3年の後方に雪美たち1年が並んでいたが、後ろから声がして雪美が振り返ると、先日駅前で学校の場所を質問してきた男が上から見下ろしていた。
「あっ!」
「俺はそう思ってる。」
(そう思ってのそうはどこにかかっていたんだろう?)
考えたところで今、ここに答えがあるわけでもなく、雪美はパソコンで久しぶりにグリーンアライブにログインしてみた。
スノウ「ギルドの皆さん、ややおひさしぶりです。」
流輝「おひさおひさ~~~♪」
スノウ「流輝さん、すごいご無沙汰な気がします~~ゲーム引退しちゃったのかと思っちゃいましたよ。」
流輝「うちが引っ越しでね、パソコン使えるようにするまで時間がかかっちゃって。心配させちゃってごめんね~
今日からちょっとずつだけど、参加するから狩りとか手伝ってね。」
スノウ「はあい。勇者あっての神官ですからね~どこでもついていきますよぉ!」
流輝「ただし、日付が変わるまでだけどな。
離れたくない~~!ってダダこねるなよ。」
スノウ「私は理解あるいい子なんだから、リアルをぶちこわすような発言はしませんよ~~~だ。
流輝さんがおちたら、少し前に進んじゃいます。ψ( ̄▽ ̄)ψイヒ」
流輝「離れたくないーーー!進んでもいいけど、またつきあって。
ねねねっ・・・スノウちゃん。」
スノウ「わかったってば。明日もつきあってあげるから。」
流輝「やったぁ。楽しみにしてる。」
日付が変わってまもなく雪美もゲームをログアウトして、台所へ飲み物を飲みにいった。
すると、咲が椅子に座ってお茶を飲んでいた。
「あれ、まだ起きてたんだ・・・。」
「咲は勉強?」
「いや、ちょっと本を読んでたりしてたんで・・・。
雪美はゲームでもしてたか?あんまり遅くまで遊んでるとお肌がまがりくねるぞ。」
「えっ!!!私そんなに遊んでないもん。
ちょっとだけしかゲームしてないし。」
「やっぱりゲームか。くくっ
いいなぁ。1年生は。」
「どうせ中学気分が抜けてませんよ~~~だ。」
「まぁまぁ。なんか明日、雪美の幼なじみの先生が来るらしいし、寝てしまおうぜ。
じゃあ、おやすみ~」
「おやすみなさ~い。」
(てるくん・・・すっかり大人なてるくんが先生としてねぇ。
産休代用といえば・・・2年生の吉田先生の代わりよね。
国語の先生かぁ。どんな大人になってるか楽しみ。
お父さんを見つけられたってことは、私もわかるかなぁ?
私はぜんぜん、想像もつかないよ。 )
雪美は昼間に歩き回ったこともあって、疲れてすぐに眠ってしまった。
翌朝は全学年集合で朝会が行われ、生徒会の代表は他の生徒の前に向かい合わせで整列して話をきいていた。
咲たち執行部の3年の後方に雪美たち1年が並んでいたが、後ろから声がして雪美が振り返ると、先日駅前で学校の場所を質問してきた男が上から見下ろしていた。
「あっ!」