バーチャルウォーズ
輝人の車で雪美と咲は自宅へと帰ることができた。
竹井遼が用意してくれた浴衣を着なおして帰ると、母親の結衣子が泣きながら雪美を抱きしめた。
「よかった・・・無事でよかったわ。
竹井さんの娘さんがそんな子だと思わなかった。
さっき遼クンから電話があって、浴衣をプレゼントして似合っているから誉めてあげてほしいって言ってたわ。
とてもきれいよ。」
「う、うん。高価なのをいただいちゃった。」
輝人と咲は結衣子と雪美の様子をしばらくながめた後にそれぞれの部屋へと黙ってもどっていった。
雪美は結衣子とデザートのプリンを食べてからやっと笑顔を取り戻した。
そして、2人は重大なことに気付いた。
「あぁ!ああああああぁぁぁぁぁ!お夕飯忘れちゃったままだぁ!」
「どうしよう・・・。」
「ママ、落ち着いて。そういえば輝人さんはもどってすぐに歩いて飲みにいってくるって出かけたわ。
パパも今夜は遅くなるから夕飯いらないって言ってたじゃない。」
「じゃ、咲クンと私たちのをすぐ用意するわね。」
それからしばらくして結衣子が遅い夕飯の声をかけたが、咲が降りて来ないので、雪美が咲の部屋をのぞいてみると、咲がベッドで寝ているのが見えた。
「ママ、咲は寝ちゃってたわ。」
「ん~でもお腹すいて目をさますかもしれないから、お夜食みたいにして机にトレーごと置いてきてあげて。」
「うん。」
雪美はおにぎりとおかずをトレーに載せて咲の机の上に置いた。
そして部屋を出ようとしたとき、ドアがバタンと閉まった。
「えっ!?あれ、起きたの?」
「ああ。いい匂いがしたから。
それと・・・危ない目にあわせてしまってごめん・・・。
もう少し遅かったらって思うと、俺は君のご両親に申し訳なくて・・・。」
「助けにきてくれたじゃない。
だから、そんなに落ち込まないでよ。
ほら、このとおり私は元気なんだし。怪我もしてないし。」
雪美がそこまで言うと、咲は雪美の部屋着をぐいっと押し上げて言った。
「ウソ言うなよ。こんなにくっきりと縄で縛られた痕がついてるのに!」
「だ、だってこんなの・・・。もういいでしょ、手を離してよ。」
咲は雪美にそう言われると自分の寝ていたベッドの上に雪美の服をめくりあげたまま押し倒して、縄の痕に口づけた。
「やっ、もう・・・エッチ、やめてよ。」
「大きな声あげると結衣子さんが来るよ。」
「さ、咲・・・。なんでこんなこと。」
「痛そうだし、それに、あの黒いやつらが縛るのに雪美の肌を触ったと思ったら・・・前に輝人も触った。竹井だって・・・」
脇腹から背中にかけて咲の唇がなぞっていくと、雪美はなぞられた部分がやけどをしたように熱く感じてしまった。
そして胸元までたどったところで動きが止まったので、雪美は小さな声をひきつらせながら
「やめないで。そこまでしたのなら、全部なぞってよ。」
「いいのか?大声出したりするんじゃないのか。」
竹井遼が用意してくれた浴衣を着なおして帰ると、母親の結衣子が泣きながら雪美を抱きしめた。
「よかった・・・無事でよかったわ。
竹井さんの娘さんがそんな子だと思わなかった。
さっき遼クンから電話があって、浴衣をプレゼントして似合っているから誉めてあげてほしいって言ってたわ。
とてもきれいよ。」
「う、うん。高価なのをいただいちゃった。」
輝人と咲は結衣子と雪美の様子をしばらくながめた後にそれぞれの部屋へと黙ってもどっていった。
雪美は結衣子とデザートのプリンを食べてからやっと笑顔を取り戻した。
そして、2人は重大なことに気付いた。
「あぁ!ああああああぁぁぁぁぁ!お夕飯忘れちゃったままだぁ!」
「どうしよう・・・。」
「ママ、落ち着いて。そういえば輝人さんはもどってすぐに歩いて飲みにいってくるって出かけたわ。
パパも今夜は遅くなるから夕飯いらないって言ってたじゃない。」
「じゃ、咲クンと私たちのをすぐ用意するわね。」
それからしばらくして結衣子が遅い夕飯の声をかけたが、咲が降りて来ないので、雪美が咲の部屋をのぞいてみると、咲がベッドで寝ているのが見えた。
「ママ、咲は寝ちゃってたわ。」
「ん~でもお腹すいて目をさますかもしれないから、お夜食みたいにして机にトレーごと置いてきてあげて。」
「うん。」
雪美はおにぎりとおかずをトレーに載せて咲の机の上に置いた。
そして部屋を出ようとしたとき、ドアがバタンと閉まった。
「えっ!?あれ、起きたの?」
「ああ。いい匂いがしたから。
それと・・・危ない目にあわせてしまってごめん・・・。
もう少し遅かったらって思うと、俺は君のご両親に申し訳なくて・・・。」
「助けにきてくれたじゃない。
だから、そんなに落ち込まないでよ。
ほら、このとおり私は元気なんだし。怪我もしてないし。」
雪美がそこまで言うと、咲は雪美の部屋着をぐいっと押し上げて言った。
「ウソ言うなよ。こんなにくっきりと縄で縛られた痕がついてるのに!」
「だ、だってこんなの・・・。もういいでしょ、手を離してよ。」
咲は雪美にそう言われると自分の寝ていたベッドの上に雪美の服をめくりあげたまま押し倒して、縄の痕に口づけた。
「やっ、もう・・・エッチ、やめてよ。」
「大きな声あげると結衣子さんが来るよ。」
「さ、咲・・・。なんでこんなこと。」
「痛そうだし、それに、あの黒いやつらが縛るのに雪美の肌を触ったと思ったら・・・前に輝人も触った。竹井だって・・・」
脇腹から背中にかけて咲の唇がなぞっていくと、雪美はなぞられた部分がやけどをしたように熱く感じてしまった。
そして胸元までたどったところで動きが止まったので、雪美は小さな声をひきつらせながら
「やめないで。そこまでしたのなら、全部なぞってよ。」
「いいのか?大声出したりするんじゃないのか。」