訳ありママ女子高生×関東No.1暴走族
第1章
①
今は4月・・・
あたしは、桜庭徠華(さくらばらいか)
今日から1年遅れで高校に通う事になった
まっそれはあとで説明するとして、
「ままーーーっ」
叫びながらあたしの方に走ってくるのは
もうすぐで3歳になる息子 萊夢。
「萊夢 用意出来たね。
幼稚園行こっか。」
「いくぅー。」
あたしは萊夢を連れ、家を出た。
そこから歩いてすぐの幼稚園まで
萊夢を送って行く。
幼稚園に着くと、
「萊夢くん徠華さんおはよございます」
萊夢の担任である、湊先生がいた。
「おはよーございます。
今日も萊夢のことよろしくお願いします。」
湊先生に挨拶をして、萊夢のことをお願いした。
「わかりました。学校がんばってください。」
「ありがとうございます。
んぢゃ萊夢。湊先生のことよく聞いて
いい子で居ててね。」
あたしは萊夢の頭をゆっくり撫でた。
「らむいいこにしてる。
ままお勉強がんばって」
「萊夢いってくるね。そしたらお願いします。」
萊夢に手を振り、あたしは今日から通う事になった雨宮高校に向かった。