優しい秘密
太陽は相変わらず、大きめサイズのTシャツに大きめのジーンズで、

ジャラっとさせながら『ヘッズ』だったが昨日とはうって変わっていた。

太陽『おはよう!ママ!うまそうぉう!何か手伝いますか!』

パパ『おはよう!パパだから。しかもお前は鬼塚さんな!いいよ、1つ食べて!』

太陽『うめぇ〜。こりゃぁ本当に『スゴ腕』だわぁ!』

パパ『じゃぁ。魚絞めれる?』

太陽『魚っすか?余裕っす!』

パパ『おお。太陽やるじゃん!居酒屋でバイトでもしてた?これも剥いといて!』

太陽『了解っす!』

太陽『おい。てめぇ魚ぁ!殺すぞこらぁ!』

パパ『魚死んでるよ。』

パパ『おまえ今、魚をしめようとしたって事? 嘘だろ? 冗談だよな?』

太陽『ええ。ジョークっすよ。ブラックジョーク。なんつってぇ・・・』

太陽『すいません。なんでこいつシメなきゃなんねんすか!』

パパ『いや、いいよ。』

パパ『これ捨てといて。』

太陽『押忍!』

パパ『あっ!外ね。』

太陽『押忍!』

パパ『生ゴミ』って書いてあるから!』

太陽『押忍!』
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