恋愛不安定




そっと唇をはなすとお互い目があった

そして、涼も手を伸ばしてきてあたしの頬をなでた


「顔、真っ赤だね」


そこからは他愛のない話し
詳しくは覚えてないけど
確か将来の話し



そして、別れの時間が来る


「じゃ、俺帰らないと」

とベンチから腰を浮かした

つられてあたしも浮かす


「じゃ、春休みデートしようね♪」

とあたしが言うと渋い顔をした
「…?
りょ、わっぁ」


いきなり抱きよせられ耳元で




「ずっと愛してるから」





と囁かれた




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