海底の王国〈外伝〉
突然、廊下へ出た所で声がかけられた…
「何よ〜?!急いでるのに、いったい誰?!」
フレイヤはスタートダッシュを邪魔され、姿の見えない人物に向かって叫んだ。
「…すみません…私をここから出して頂けませんか?」
三人は誰もいない廊下で、キョロキョロと声のする方を見た。
すると…フレイヤの部屋の前に、廊下をはさんで同じような牢屋があり、扉の小窓から目だけをのぞかせて手をふる人物に気づいた。
「…どなたですか?」
フレイヤが、おそるおそるたずねた。
「あ〜申し遅れました…私、ロラン・アリストと申します…今のお話、立ち聞きさせて頂きました…良かったら、私も協力させて頂けませんか?」
「ロラン様?!どうしてこんな所にいるわけ?」
ミカサが、意外な人物におどろいて叫んだ。
「私もフレイヤ殿と同じですよ…法王に、国民に知らせる事を進言したら、ここに入れられちゃいました…」
「そうでしたか…災難でしたね…」
レンリはそう言うと、持っていた牢屋の鍵で扉を開けた。
「何よ〜?!急いでるのに、いったい誰?!」
フレイヤはスタートダッシュを邪魔され、姿の見えない人物に向かって叫んだ。
「…すみません…私をここから出して頂けませんか?」
三人は誰もいない廊下で、キョロキョロと声のする方を見た。
すると…フレイヤの部屋の前に、廊下をはさんで同じような牢屋があり、扉の小窓から目だけをのぞかせて手をふる人物に気づいた。
「…どなたですか?」
フレイヤが、おそるおそるたずねた。
「あ〜申し遅れました…私、ロラン・アリストと申します…今のお話、立ち聞きさせて頂きました…良かったら、私も協力させて頂けませんか?」
「ロラン様?!どうしてこんな所にいるわけ?」
ミカサが、意外な人物におどろいて叫んだ。
「私もフレイヤ殿と同じですよ…法王に、国民に知らせる事を進言したら、ここに入れられちゃいました…」
「そうでしたか…災難でしたね…」
レンリはそう言うと、持っていた牢屋の鍵で扉を開けた。