私の知らない世界
「もう良いかな?」

そう言って私は無理やりその場を離れた。

「あ、待ってよ紗英ー」
莉歩が後を付いてきた。


自動販売機の前で
私と莉歩は
ココアを飲むか、
野菜ジュースを飲むか迷っていた。

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