私の知らない世界
「どうするー?」
そう言いながら機械の前でモタモタしていると、
背後から手が伸びて来た。

そしてその人差し指は
迷いも無く野菜ジュースのスイッチを押した。

私達が驚いて固まっていると、
下から平然と、野菜ジュースが出てきた。

「は?」

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