私の知らない世界
そうか?
そう言って彼はクスッと笑う。

うっすら浮かぶえくぼが
可愛くて
子供っぽくて

へぇ、こんな所もあるんだ、って。

「え、何?聖也の彼女?」

先輩の友達であろう一緒にいた三年生の男子が
話の中のに割り込んできた。



< 29 / 135 >

この作品をシェア

pagetop