キャバクラ探偵遥奈

　カラーンコローン


遥奈
「あら！久しぶりね
いらっしゃい！」

あっき〜
「どうしたの？
メール行ったでしょ
返答来ないし」

遥奈
「そうだっけ？
メール気付かなかった」

あっき〜
「…まぁ〜いいか
それから
髪型変えたんだ、凄く可愛いじゃん
それにその付け爪、スカルプって言うんだっけ
それも可愛いじゃん
話方も可愛いくなっちゃって…」

遥奈
「ほんと！可愛いく見える
やった−」


店員
「失礼致します
遥奈さんお願いします」

あっき〜
「えっ？もう行っちゃうの」

遥奈
「バイバイ
でも他の子来るよ」

あっき〜
「そうか…
もう一人、遥奈さん指名している男がいるからか」


店員
「失礼致しました
愛さんです」

あっき〜
「うわっ！めちゃめちゃ可愛い
愛ちゃん、あっき〜と今度デートしない」

愛
「もう！そんな事言ってるから
遥奈、他の男に取られるのよ」

あっき〜
「他の男？
やっぱりいるんだ(T_T)
もしかして、今日来てる？」

愛
「そう、来てるよ
凄く楽しく、お話ししてるみたい」

あっき〜
「((ﾟДﾟll))ｶﾞｰﾝ」

愛
「あっちこちの女の子に手を出す男に、遥奈はうんざりしてるみたい
あなた、諦めた方がいいわね」

あっき〜
「(*_*)ﾔﾀﾞ」

愛
「やだって言ったって、自分が悪いんじゃない
私知ってるよ
歌舞伎町の、るみさんという子と仲いいんでしょ

それなら、るみさんと付き合えばいいじゃない
二頭を追う者は一頭も得ずって言うでしょ
遥奈は今、幸せみたい
邪魔しないであげて」

あっき〜
「分かった(-.-;)
そうする…」


あっき〜は、本当に遥奈を諦めたのか
しかし、遥奈の彼氏とは一体誰なのか

この後、ひょんな所で、遥奈とその彼氏？を偶然目撃してしまうのであった