キャバクラ探偵遥奈
 カラーンコローン


店長
「いらっしゃいませ
探偵の依頼があったようですね
今、遥奈をお呼び致します(T_T)…」

あっき〜
「なんだ、店長泣いてるよ
あれは女にフラれたな
それに引き換え私には、るみと遥奈がいて、我ながらモテモテだな(^^ゞ」

遥奈
「いらっしゃい…」

あっき〜
「あれ?どうしたの、元気ないね」

遥奈
「そんな事ないよ」

あっき〜
「それならいいけど
え〜と
今回の依頼は百貨店からの万引き被害についてだって」

遥奈
「そう!依頼者は凸凹百貨店の支店長さんから
万引き被害に苦しんでるみたい
万引きって言っても子供から大人、さらにはお年寄りも犯罪に手を染めてるようなの」

あっき〜
「そのようだね
それに万引きをした加害者には、罪の意識が低いようだね
立派な窃盗犯罪なのに
捕まれば、刑務所行きになる可能性だってある」

遥奈
「そぅなんだぁ〜
モラルが低下してるね

それから、盗まれる百貨店側からしたら、少ない利益でやってる中で経営も厳しいし
他のスーパーでは、万引き被害が原因で倒産に追い込まれたようなの
ホント!ひどい」

あっき〜
「人の物を盗んで、平然としていられるなんて、信じられないよね
なんとかしないとね」

遥奈
「明日、凸凹百貨店の支店長さんと会う約束してるの
そこで詳しく聞きましょ」


遥奈とあっき〜は、次の日
凸凹百貨店で万引き被害を救うべく
その百貨店での保安員を始めるのであった

卑劣な万引き犯を捕まえろ!
しかし万引き犯にも、貧困や就職難から、犯罪に手を染める事を知るのである

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