キャバクラ探偵遥奈
あっき〜
「万引き犯め、このあっき〜様から逃げおおせると思うなよ
足なら速いぞ、どこまでも追い掛けてやる」

遥奈
「へ〜自信満々ね
最後だし、頑張ろうね」

あっき〜
「最後(?_?)
何それ」

遥奈
「な、なんでもない
さぁ〜やりましょ」


あっき〜
「…
あれ?何あの人」

遥奈
「えっ!どの人?」

あっき〜
「あそこの中年のスーツ着た男の人だけど
買い物カゴも持たずに、うろうろしてる
あやしいぞ」

遥奈
「ホントだ〜
万引きするかもね
カバンの中に品物を入れないかどうか見張りましょ」

あっき〜
「そうしよう
少し離れた場所からマークだ
でもあのおっさん、サラリーマンのようだけど、仕事が終わるにはまだ、早過ぎないか?」

遥奈
「そうね〜
営業マンじゃない
あっ!
手にノリ煎餅持ったよ
なんか…
キョロキョロしてる」

あっき〜
「やりそうな気配…
やっ!やりやがった
見た今の
カバンの中に煎餅入れたの?」

遥奈
「見た見た
あっ!
外に出るみたい
あれは完璧に、万引きね
あっき〜、あの人が外に出たら捕まえて
私は支店長に連絡するわ」

あっき〜
「分かった!
そっちはよろしく
ん!
出たな外に
よし!声をかけるか
捕まえてやる

そこのおっさん!いけないよ
私は保安員です、全て見ましたよ」

おっさん
「すいません(>_<)」


なんとおっさんは
すぐに万引きした事を認めた
そして、支店長のいる事務所へ連れてこられた

このサラリーマン風のおっさんには
万引きするある理由があった
それとは一体何か…

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