キャバクラ探偵遥奈
おっさん
「申し訳ありませんm(__)m
お願いします、家族にだけは言わないで下さい」

凸凹百貨店
「何を勝手な事を
うちの品物、盗んどいて
運転免許証か何かの身分証見せなさい!
警察にも連絡だ(−_−#)」

おっさん
「本当に申し訳ございません
つい出来心でやってしまいました(T_T)
会社はクビになり、お金は無く、家族を養うにはこうするしかなかったのです」

あっき〜
「でもこんな事して食べ物を手に入れても、家族は喜ぶの?
それに、この凸凹百貨店は万引き被害で店じまいも検討されてます
そしたら、ここで働いてる人が職を失う事になるんですよ」

おっさん
「そうでした…
自分勝手な言い訳でした
もう二度としません
お願いします家族にだけは…」

遥奈
「支店長さん、私達は保安員の仕事に戻ります
後は、お任せ致します」

あっき〜
「そんな勝手な!」

遥奈
「私達には、まだまだやる事があるわ
行きましょ」

凸凹百貨店
「分かりました、この人の処遇は私がやります
保安員の仕事にお戻り下さい」


あっき〜は納得いかなかったが
遥奈と共に保安員の仕事に戻った
そして数日間、次々と万引き犯を捕まえた

ある万引き犯は、小さな子供
棚にあるお菓子をその場で盗み食い
切れた遥奈は、ヤンキーに戻り母親に説教したり

ある万引き犯は、お年寄り
捕まえて見たら、痴呆障
家族に連絡も出来ずに、仕方なく警察に引き渡す


遥奈は、これが最後の探偵としての仕事
そして、あっき〜との別れを忘れたい為もあるのか
必死に働いた

そのかいもあり、万引き犯罪は劇的に減った


凸凹百貨店
「遥奈さん、ありがとうございました
もう後は我々でも、やれそうです
万引き犯が完全に無くなる事はないでしょう
しかし今回の取り締まりが浸透し、万引き被害は劇的に減りました」

遥奈
「そうですね、私達の役目もここまでです
店じまいをしなくて大丈夫のようですね
よかった」

あっき〜
「ところで支店長さん
こちらは(¥_¥)?」

凸凹百貨店
「それは凸凹百貨店の商品券20万円分です
なぜか、パブクラブMなどのキャバクラでも使用可能で〜す」

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