キャバクラ探偵遥奈
ゆきと ほへと坂の神との
レースの戦い当日を向かえた

昨日の宴会場で、ゆきから
ほへと坂に朝5時に来るように言われていた

なぜそんなに朝早くから、レースが開かれるのか
あっき〜は、起きれるのだろうか

大丈夫

あっき〜は朝まで飲み明かし
真っ赤に腫れ上がった目をこすりながら、ほへと坂にやって来た

そこには既に、ゆきがいた

マシンのチェックに余念がないようである

しかし
相手のほへと坂の神
とやらは、なかなか姿を現さない

おじ気付いたのだろうか

はたして、ほへと坂の神とは…


あっき〜
「ゆきちゃん、あっき〜来たよ
でも、相手が来ないね
ゆきちゃんに、恐れをなしたのかな?」

ゆき
「…もうすぐスタートする
タイム測ってくれる?
スタートはピッタリ5時よ」

あっき〜
「でも相手いないよ
どんな人が来るの
まさか…
(☆_☆)
(−_−#)
(┬┬_┬┬)
こんな人が来たりして?」

ゆき
「…レースは私ひとり」

あっき〜
「えっ!どういう事?」

ゆき
「…時計合わせよう
ピッタリにね
私は、ほへと坂の下から5時ジャストにスタートする
ゴールはここ
タイムお願い」

あっき〜
「分かった
タイムで争うんだね」

ゆき
「…そんな感じ」


ゆきは、ほへと坂の下へ向かった
どうやら、ほへと坂の下をスタートとして、現在地点をゴールとしたタイムを争うようである

そのタイムは、誰と争うのか?
スタートが近付いた


3・2・1…GO

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