キャバクラ探偵遥奈
私は二年ぶりに、るみに再会した

るみは故郷ススキノでも、歌舞伎町の時の経験を活かし、ぼったくりバーの摘発に人生を捧げていたのであった

私の声は、届かなかったのか?
るみは、回りの刑事と険しい表情で話しをしている

るみが携帯を取り出した

左手で携帯を持ち、話している
その左手には他に、キラリと光る物が見えた


あっき〜
「るみたん聞こえないのかな〜
もう一回呼んでみよう
る…み………」


そう、そのキラリと光る物とは
左手の薬指にあるリングである


あっき〜
「…(:_;)
お幸せに、るみたん」


私はその場を離れ、ホテルに戻った

そして、私のススキノ一泊二日弾丸旅行も終わった

私は、るみの携帯番号に呼び寄せられるように、ススキノへ来た

どうやら、るみは、幸せのようである


しかし、るみは…

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