キャバクラ探偵遥奈
遥奈
「え〜と〜
ここら辺なんだけど
あったぁ〜
ふ〜ん、一階がお店で、二階が事務所みたい
あっき〜いるかな
どうしよう?
えぃ!お店入っちゃえ」

店員
「いらっしゃいませ」

遥奈
「へぇ〜
ガス器具売ったりしてんだ
あっき〜いないみたい」


そう、一階のお店は、女性店員にお任せで
あっき〜は二階の事務所か、もしくは現場で働いているのである


遥奈
「どうしようかなぁ〜」

店員
「何かお探しですか?」

遥奈
「あの!
この名刺の方おられますか
通り掛かかったので、どうしているかなと、尋ねただけです」

店員
「あ〜もしや、彼女ですか
そんな訳ないですね
来週、お見合いするんですから、その方は」

遥奈
「お、お見合い!
それは…
架空のお見合い話ですよね」

店員
「え?架空ではありません
私は、お見合い相手女性の写真を見させてもらいました
綺麗な方でした」

遥奈
「…そぅなんだぁ…」

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