キャバクラ探偵遥奈
店員
「遥奈さん、お客様です
お願いします」

遥奈
「はい!今行きます」

るみ
「私は他の子から、あの女の情報聞いてみる
遥奈さんは、お客から聞いてみてくれる」

遥奈
「うん、やってみる
行ってくるね」


るみ
「まずは、あの女の名前ね…
この子に聞いてみるか

すみません、私新人で るみ といいます
よろしくお願いします
あの〜あそこのスーツのお客様と一緒に座っている子なんですけど
凄く綺麗な方ですね、お名前はなんというのですか?」

この子
「あれ?あれは、うちのナンバーワンで有紀よ」

るみ
「ナンバーワン…
有紀…
凄いですね、どんな子なんですか?」

この子
「そうね〜私は好きじゃないわ
お金の為なら何でもする子
男をみて性格変えるし、嘘も平気でつく
騙される男も馬鹿だけどね」

るみ
「そういう子なんですか…

今度は、あっちの子に聞いてみよう

すみません、私今日入ったばかりの るみ といいます
ナンバーワンの有紀さん、私憧れちゃいます
凄く綺麗だし」

あっちの子
「有紀の事、憧れる?
確かに見た目は綺麗
でも裏じゃ、客取る為に、あの手この手
そこまでして客取りたいかっていいたくなる」

るみ
「えっ?あの手この手ってなんです?」

あっちの子
「ここだけの話だからね
有紀、詐欺まがいな事してるの
パーティーや合コンなんかで、ひ弱そうな男に目を付けて、恋人のふりをするの
そして、その男を客として店に連れてくるの
携帯も何台も持ってるのよ、男の数だけ持ってるんじゃない」

るみ
「す、凄いですね…」

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