Double★Star.
『お前のに比べたら、あんな怪我なんてなんでもねぇよ。』
『…なら良かった。』
『…マジでらしくねぇ。』
『うるさい。』
『ったく…早く治せよ。まぁ、お前がどうしてもって言うなら…明日の撮影も休め。俺が監督に頼んでやらねぇこともない。』
『ふっ…。』
『なんだ…!!!!』
なんかおかしい…
『らしくないのはどっちよ。』
普通に言えば良いのに、どこまでも偉そうな綺羅がなぜかおかしくなって笑ってしまった。
『なっ…』
なぜか手の甲で口元を押さえて違う方向を向いてしまった綺羅…
『…何?』
『な…なんでもねぇ。』
変な奴…