好きだよ?(短編)
隣の君
「夕貴、おはよー。」

朝から大きな声で挨拶をしてくる。



「おはよぉ。今日なんかテンション上がんないかも・・・」
今日はなんだか体がだるい・・




まっ。そんなことはおいといて。

私が今しゃべっているのは
   りい
「桜井璃衣」




私の好きな人を知ってる唯一の存在。



ほら。そんなことを言っている間に・・

     ひろき   
「あっ!!裕貴くんきたよぉ」



こんなことを言う。



そんなに大きな声で言ったら周りにばれるっつうの!





「うそ!?本当?」
なんて言っちゃう私もいるんだけど・・




「うん。ほらっ!」


璃衣が指を指す方向には裕貴の姿があった。

なんかテンション上がってきたかも。





「ほら!挨拶ぐらいしてきなよ。」
璃衣に背中を押される。



「無理に決まってんじゃん!」

私は裕貴のところに行きかけたが
璃衣のところに逆戻りした。



な~んてことをいっている間に彼は友達にかこまれてしまった。



でもいいんだ♪
あたしのとなりの席にはいつも裕貴がいる。
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