【完】999本のバラを君に。
新たなハジマリ
……んっ。
あ、れ……。
「ここ、は……?」
ベッドの上??
あたしの家じゃ、ない……?
「真優ちゃん、起きた?」
「悠太君……」
「体、平気?」
あ、そっか……。
昨日、あたし、悠太君と……。
「って、ゆ、悠太君! Tシャツきてよ!」
「ぷ。真優ちゃんがそれ、言う?」
悠太君の言葉に、恐る恐る自分の体に目を向けると、下着すら着てなく、ボンッと音がなるくらい顔がまっ赤になった。
そんなあたしを悠太君はクスクス笑っている。