【完】999本のバラを君に。





「あ、あたしも……翔太が、好き、すぎるの……っ」

予鈴がなって、翔太とキスできなくて……。

あのとき、どう思った??



「翔太と、もっと、近づきたいよ……っ」



離れてる間、ずっと思ってた。

すれ違う時、触れたくて、近づきたくて。


顔をまっ赤にする翔太。

そんな、翔太が愛しくて。

「ばかやろ……」

そう小さく呟いて、翔太は、そっと唇を重ねる。

唇が離れ、見つめ合う。

そして、もう一度重なって。

けど、今度は触れるだけじゃなく、段々と深くなっていく。






< 75 / 275 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop