敵と味方と機械仕掛けの少女達





「私の・・・・・愛する 最高の作品 」




「君は完璧だ・・」




薄暗い部屋の中で月明かりに照らされてできた二つの影が、





一つに重なった。

しかしすぐに離れ、床に思いっきり踏み込む。

顔には憤怒の表情を浮かべている。


そして舌打ちをする。



「・・・・・・・どこにいるんだ・・・」











「苓(レイ)・・・・ゼイヤ・・・・」



低い声が部屋に響き渡る。
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